
アラブニュース
リヤド:サウジのサービスセクターは、昨年の王国経済における最高比率を記録した。公式データに基づきアルエクティサディア紙が伝えた。
サービス業は、2020年のサウジ経済に1兆4700億サウジアラビア・リヤル(3920億ドル)をもたらした。1.6%の減少となったが、コロナ禍にあって11.7%減少したGDPに対する割合は56.7%となり過去最高となった。
サウジアラビアはサービスセクターに多額の投資をしてきており、巨大な観光・エンターテインメントプロジェクトが実行に移され、今後数年間にわたり見返りが見込まれている。
リヤドのエンターテインメントプロジェクトQiddiyaは、2019年に建設が始まり、2023年には第1弾の施設がオープンする予定である。レッドシーデベロプメントカンパニーは、28,000平方キロのリゾートを開発中で、完成の暁には70,000人の就労が見込まれている。NEOM(ネオム)やウラーの都市開発も進行中である。