アラブニュース
ドバイ:航空機の利用客が徐々に戻りつつある中、ドバイ国際空港(DXB)が、5月の世界最多旅客数空港となった。
航空情報提供会社OAGによると、多くの発着地が国外渡航を閉鎖していたにも関わらず、同空港の5月の予定収容客数は189万5866人であった。
首位の座を奪われた英国のロンドン・ヒースロー空港は、収容客数74万7420人で7位に急落した。
他には2つのローカル空港が上位を占め、イスタンブール・アタテュルク空港が約130万人で2位、ドーハ国際空港が124万人で3位だった。
順位は、新型コロナ前の2019年同月比の予定収容客数を基準としている。
OAGのデータによると、5月に利用客が上位を占めたのは中東地域の4つの路線で、そのうち3つはカイロ-ジェッダ線、カイロ-リヤド線、カイロ-ドバイ線だった。
サウジアラビア国内では、ジェッダ-リヤド線の利用客が54万7936人で、5月の最も利用客の多い路線のひとつとなった。