ロンドン: サウジアラビアが宇宙旅行会社Halo Spaceの次のテスト飛行を主催することが水曜日に発表された。
王国の通信・宇宙・技術委員会(CST)との協力で、9月に行われる6回目のハロ・スペース(Halo Space)のテスト飛行では、等身大のプロトタイプ・カプセルAuroraが使用され、地表から30km上空まで上昇する。
このフライトは、過去3年間に開発されたすべての重要なシステムの統合された動作をチェックし、検証するために使用される、と同社は述べた。
ハロ・スペースのアルベルト・カスティーリョ最高技術責任者(CTO)は、「この日程と場所は、我々の装置の信頼性の高い動作と、地上で飛行を操作するチームの安全な環境を確保するために設定されました」と語った。
CSTは今年の初めからハロ・スペースと協力し、テスト飛行の準備を監督し、サポートしてきた。
また、民間航空総局など他の政府機関とも協力し、飛行に関するすべての規制要件を満たしている。
サウジアラビアに主要な運用基地と最終組立拠点を設立する決定は、同国が宇宙探査に理想的な条件を備え、宇宙観光の最前線に立つという野心を強調するものだという。
ハロ・スペース社のプロトタイプ・カプセルの試験飛行は、2025年に予定されている有人飛行の前哨戦であり、その後2026年に商業飛行が開始される。