
カルドン・アズハリ
東京:経済産業省所属の資源エネルギー庁のデータによると、日本の2021年4 月次の原油輸入相手国は、UAE(アラブ首長国連邦)が3131万 バレルで全体の39.3%を占めトップとなった一方、サウジアラビアは2627万 バレルで33.6%となった。
日本の同月の原油輸入量は合計7958万 バレルで、そのうちの91.8%にあたる7307万バレルが中東の7か国からの輸入となっている。
内訳を見ると、カタールからが全体の9.5%にあたる759万 バレル、クウェートが614万バレルで7.7%、バーレーンからは全体の1.7%にあたる132万 バレルが輸入された。
4 月に日本で消費された石油のその他 8% は3 大陸6 か国からの輸入で、ロシアが255万 バレルで総輸入量の3.2%だった。
テヘラン主導の石油エネルギー企業は昨年から米国の制裁措置を受けている。制裁以前は、イランが日本の石油需要の約5%を供給していた。
統計の数値は、2021年4月の1か月間に日本の港にある製油所、タンク、倉庫に到着した原油の量を表している。