
トヨタ自動車株式会社は、2035年までに全世界の工場をカーボンニュートラルにすることを目指すと、同社の幹部が金曜日に発表した。目標の達成時期が2050年から15年前倒しされる。
トヨタの生産担当の岡田政道執行役員は、トヨタはまず、塗装、コーティング、鋳造などの工程に新しい技術を導入することに注力すると述べた。
「このような方法で、CO2の発生量が多い工程を中心に、可能な限りCO2排出量を削減、あるいはゼロにしていく」と岡田氏はメディア向けのオンライン説明会で語った。
岡田氏は、「こういった分野を特定することで、資源を集中させ、カーボンニュートラルを達成するまでの時間を短縮することに貢献できると考えている」と付け加えた。
岡田氏はまた、日本の製造技術、もしくは日本語で「ものづくり」はカーボンニュートラルに貢献するための選択肢を広げることができると述べた。
ロイター通信