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日本は資金提供によりイラクのエネルギー部門の再生を目指す

20 Oct 2019
Updated 25 Oct 2019
20 Oct 2019

Suadad Al-Salhy バグダッド

日本は、イラクの戦後復興のため石油およびエネルギー部門に多額の投資を行っている。

イラク南部バスラ製油所は、国際協力機構(JICA)が石油精製能力を強化し石油製品の品質を向上させるために投資した4番目のエネルギーメガプロジェクトとなる。

イラクは世界最大の石油産出国の1つであるが、過去30年にわたり戦争、放置、戦略的計画の欠如などによりその精製施設の稼働は生産能力を下回っている。

イラクは運輸および電力部門の需要を満たすためグローバルマーケットからガソリンを輸入している。

イラクの石油省は、昨年、製油所を開発して2022年までには1日当たり900,000バーレルまでその生産能力を高める計画を策定した。

金融流動性の欠如と政府機関における腐敗が、必要な資金を確保するためにバグダッドが直面する最大の課題の1つとなっている。

日本はこの分野において主要な貢献を果たしてきており、イラク政府は同省の計画の実行を日本に依存している。

日本は低利の固定金利による長期借款を提供している。4月にイラク政府は、石油およびエネルギー部門を開発するためのいくつかのプロジェクトの資金を調達するため、日本から36億ドルを借り入れることに合意した。

バスラ製油所開発プロジェクト(フェイズII)は、これらのプロジェクトの中で最大のものの1つである。6月、JICAはイラク政府との間で同プロジェクトに最大1,100億円(12億ドル)まで融資する協定を承認した。

在バグダッド日本大使館は、これを「中東および北米において1つの円借款プロジェクトに日本政府が資金提供した中では最大の金額の1つである」と説明している。

イラク国営のSouth Refineries Co.は、声明の中で、「イラクで初めての流動接触分解 (FCC)コンプレックスを建設するこのプロジェクトは、付加価値の高い石油製品の国内での生産を増大し、日本からの精製技術の移転を促進し、大量の燃料を輸入するための貴重な外貨を節約するのに役立つ」と述べている。

また、「このプロジェクトは、イラクのエネルギー産業の下流における民間部門の関与を活性化する道を開き、イラクの人々、特にバスラの人々に経済的機会を提供することが期待される」とも付け加えた。

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