
アラブニュース
リヤド:キャピタルエコノミクス社のレポートによると、サウジアラビアの経済は2021年には2.2から4.8パーセント、2022年には4.1から6.3パーセント成長する見通しである。
この最新の予測は、サウジの経済復興が2021年に始まったことのさらなる証左だ。
年初、同王国の財務省は今年の経済成長を、2020年のパンデミックの影響による下降から反転し、3.2パーセントの見込みであると発表した。国際通貨基金は2カ月前、2.1パーセントと予測していた。
サウジ経済は今年後半も勢いを保つであろうと考えられている。OPEC+の合意による産油量の増加にも助けられている。
同王国の金融、保険、不動産、商業分野は年率9パーセント伸びる見通しで、それら業界の合計が全経済活動に占める割合は、12.7パーセント増える。
一方、サービス業分野も平均で年率約10パーセント伸びる見通しで、そうすると2030年には国内総生産(GDP)の40パーセントを占めることになる