
アリ・カーレド
ヨルダンのヘタム・アブ・アワド選手は、8月25日の午後に行われた東京2020パラリンピック卓球女子シングルスで、タイのパンワス・シーンガン選手にストレートで勝利した。
東京体育館で行われたクラス5グループBの試合で、アブ・アワド選手は相手を11-9, 11-7, 11-9 で圧倒した。この日は他のアラブ人アスリートたちもそれぞれ初戦に勝利しようと奮闘した。
エジプト選手の中で別格だったのはサイード・ユセフ選手だ。クラス7グループEの男子シングルスで、サイード・ユセフ選手はオーストラリアのジェーク・バレストリーノ選手を3-1 (11-5, 8-11, 11-2, 11-9) で打ち負かした。
37才のサイード・ユセフ選手は26日の午後、ブラジルのイスラエル・ペレイラ選手と対戦する予定だ。
しかし他のエジプト人選手たちの結果は思わしくなかった。
アイマン・ザナティ選手はクラス5の男子シングルスでドイツのバレンティン・バウス選手に3-0 (11-7, 11-3, 11-1) で敗れた。明日はグループDの2戦目でトルコのアリ・オズトゥルク選手と対戦する予定だ。イブラヒム・ハマドゥー選手は、クラス6グループEの男子シングルスで韓国のパク・ホンギュ選手に3-0 (11-6, 11-4, 11-9) で敗れた。さらにサメハ・サレハ選手はクラス4グループCの男子シングルスでフランスのマキシム・トム選手に3-1 (7-11, 11-7, 11-2, 11-8) で敗北した。
また、クラス5グループAの女子シングルスではエジプトのファイザ・マハムード選手が中国の張変選手に3-0 (11-5, 11-9, 11-3) で敗れた。
一方、チュニジアのカリム・ガルサラハ選手はクラス11グループDの男子シングルスの試合でフランスのリュカ・クレアンジュ選手に3-0 (11-3, 11-6, 11-2) で敗れた。