• シェイカ・ファティマ・ビント・ムバラク氏の後援のもと、フォーラムを開催

アラブニュース

ドバイ：エミレーツ通信社が5日に伝えたところによると、UAE・日本女性キャリア開発友好委員会は、エネルギー産業における女性の活躍推進を目的として、アブダビで第16回フォーラムを開催した。

フォーラムは、女性連盟会長であるシェイカ・ファティマ・ビント・ムバラク氏の後援のもと開催された。また、UAEの国務大臣であるメイサ・サレム・アル・シャムシ博士、国際石油交流センターの中井毅専務理事、アブダビ国営石油会社（ADNOC）のシニアリーダー、UAE、日本、その他の湾岸諸国のエネルギー企業の代表者たちが出席した。

アル・シャムシ氏は挨拶の中で、UAEと日本の関係を強化し、女性の可能性を引き出すフォーラムを継続的に支援することを再確認した。

「石油・ガス産業は、ジェンダー・ダイバーシティに向けて大きく前進していますが、この分野で働く女性が、業績や生産性の面で同等の利益を得られるようにするには、まだ長い道のりがあります」と、アル・シャムシ氏は述べた。

「これを達成するためには、女性が参加し、第一線やあらゆる分野で働く能力に自信を持てるよう、より多くの機会を提供する必要があります。

「ADNOCが、組織の成長と成功は、熟練した、多様で献身的な全労働者にかかっていると認識していることを称賛します」

2030年サステナビリティ戦略の一環として、ADNOCは、多様性と従業員開発における地域のリーダーとなるべく努力している。

ADNOCオフショアCEOのテイバ・アル・ハシェミ氏は次のように述べている。「女性は、より持続可能な未来への鍵です。

「産業・先端技術大臣であり、ADNOCの常務取締役兼グループCEOであるスルタン・ビン・アフメド・アル・ジャベール博士の指導の下、ADNOCは女性の地位向上に素晴らしい成果を上げており、2030年までに技術職における女性の割合を25%まで倍増する意欲的な計画を立てています。

「世界が必要とする最大限のエネルギーと最小限の排出量を実現するためには、多様な考え方が必要です。UAE指導者のビジョンに沿い、私たちは引き続き女性の地位向上を図り、すべての社員が潜在能力を発揮して、より持続可能な未来の構築に貢献できるようにするつもりです」