
東京のベンチマーク日経平均株価は、前向きな経済データと、選挙を前にした景気刺激策導入への期待から、水曜日、3日連続の上昇で取引を終えた。
日経平均株価は1.29%(361.48ポイント)上昇し、28,451円02銭となった。また、より多くの銘柄をカバーするTOPIX(東証株価指数)は1.02%(20.09ポイント)上昇し、1,980.79となった。
岩井コスモ証券のブローカー堀内敏一氏は「市場は今朝発表されたプラスの設備投資額を歓迎した」とAFPに対して語った。
政府のデータによれば、日本企業による設備投資は、4〜6月の四半期に前年比で5.3%増加し、ここ5四半期で初の増加となった。
総選挙を前にして、新たな景気刺激策導入への期待も高まっている」と堀内氏は述べた。
より強い力を持つ衆議院議員の現在の任期は10月21日までだが、菅義偉首相がそれよりも早く衆議院を解散するとの憶測も飛んでいる。
しかし菅首相は水曜日、「深刻な」ウイルス感染の状況を考慮して、早期選挙を計画していることについては否定した。
ブローカーたちは、投資家たちは金曜日に発表予定のアメリカの雇用データに焦点を合わせていると語った。
ドル円相場は火曜日のニューヨーク市場の1ドル110.00円に対し、アジア市場の午後取引では1ドル110.23円だった。
東京市場では、ソニーが0.70%上昇して11,440円、トヨタが0.62%上昇して9,652円となった。
徳仁天皇の姪にあたる眞子さまと交際相手の小室圭さんが年末までに結婚するとの報道を受け、いくつかの結婚関連銘柄は株価上昇の足掛かりを得た。
結婚相談サービスを運営するIBJの株価は、3.58%の急上昇で1,011円となった。