
ファハド・アブドルジェダイール
ジェッダ:サウジアラビア王国は品質管理の改善を目指して、さまざまなセクターのプロジェクトの入札に参加できる企業を、当局が最近定めた基準を満たす適格請負業者に限ることを、9月3日付サウジアラビア王国官報ウンム・アル・クラーで発表した。
8月下旬に発表された新制度では、請負業者は従業員の資格・専門、経験、報酬、サウジ人労働者の比率、男女比率などいくつかの要素に基づいて評価・分類される。
さらに、請負企業の財務・技術・経営能力を考慮し、また徹底的な信用調査を行い、以前に行ったプロジェクトの履歴と質を慎重に調査する。
新ルールでは、2社以上の請負企業がジョイントベンチャーでプロジェクトに入札する場合、最低1社が基準を満たすとともに、他のパートナー企業の信用情報がサウジの最低基準を満たす必要がある。
この規制は、海外投資制度に基づく免許を取得している請負企業にも適用される。それらの企業も、新制度に基づいて分類される。ただし、要請に基づき、閣僚委員会はそれらの企業に特別な免除を与えることができる。
新制度に違反すると、分類レベルの引き下げなどの処分の対象になる。
この制度は建築、運営、保守管理、通信・情報技術、不動産開発、エンジニアリング・コンサルテーション、会議・フォーラム、ケータリング・栄養のすべてのプロジェクトに適用される。