アラブニュース
リヤド: サルマン国王の後援の下、リヤドで開催される防衛や安全保障の分野に焦点を当てた世界的なイベント「世界防衛展示会(World Defense Show)」の展示スペースの85%が予約済であることが、火曜日に発表された声明で明らかになった。
同展示会は、地域の防衛市場とつながり、出展する100社以上のサウジ企業とのパートナーシップの機会をもたらすプラットフォームを世界的企業に提供することを目的としている。
今回初開催となる同展示会は、2022年3月6日から9日まで開催される予定で、国防省、国家警備隊、内務省、国家安全保障庁、軍事産業総局を含むサウジの主要政府機関が参加するという。
また、ミリタリー・インダストリーズ社、アル・タドレア(Al-Tadrea)、GDC、ミドルイースト・プロパルジョン・カンパニー、サウジアラビア・ミリタリー・インダストリーズ、ナショナルカンパニー・フォー・メカニカルシステムズ、ワハジ(Wahaj)などの地元の大手防衛企業が出展する。
さらに、エンブラエル、ジェネラル・ダイナミクス、ロッキード・マーティン、中国兵器工業集団(NORINCO)、ロールス・ロイスなどの世界的な大手防衛企業も出展する予定だという。
「800以上の出展者、3万人の訪問者、85の軍事代表団が集まる世界防衛展示会は、地元および地域の防衛産業とのパートナーシップや投資提携の機会を防衛分野の世界的なプレーヤーに提供する」と同展示会の最高経営責任者を務めるショーン・オームロッド氏は述べた。
「世界の産業がサウジの防衛分野の企業や組織との提携の機会をこれほど自由に模索できるのは今回が初めてであり、世界的な防衛業界の意思決定者に世界最高の出会いの場を提供できることを楽しみにしている」。