
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアのアシャークテレビは、12日、エネルギー省の声明として、スーダンがサウジアラムコ社から長期にわたって石油派生製品の供給を優遇価格で受ける契約の締結が合意に達する見通しであり、一部の製品の出荷はすでに始まっていると報じた。
サウジアラビアの当局者と企業から成る代表団はスーダンを2日間訪問し、農業、エネルギー、鉱業、技術などの部門への将来的な投資の可能性について話し合う予定である。
同省は声明のなかで、「両国のエネルギー専門家が、エネルギー全般に関する基本合意書(MoU)に署名し、今回のアラムコ社との対象となる合意は、スーダンへの石油派生製品の安定的かつ持続可能な供給を確保することを目的としている」と述べ、さらに、本合意はスーダンの最近の燃料市場の自由化を背景として議論されており、サウジアラビアを拠点とするACWAパワー社も再生可能エネルギーへの投資の機会に期待していると付け加えた。