
日本の基準利回りとなる10年物国債の利回りは、水曜日、過去4カ月の最高を記録した。国内での市場活性化要因が無い中、米国国債の利回り上昇に追随した形だ。
10年物日本国債の利回りは2ベーシスポイント上昇して0.080%となり、6月8日以来の高値となった。一方、10年物国債先物は24,213単位取引され、0.19ポイント下げて151円32銭となった。
米国国債の利回りは一夜で上昇したが、投資家が債務上限を気にして最短期債を避けた一方、長期債に関してはインフレ懸念が足を引っ張ったためである。
他の残存期間についても利回りは上昇し、20年物日本国債は1ベーシスポイント上げて0.445%、30年物日本国債の利回りは0.5ベーシスポイント上げて0.680%となった。
40年物の利回りは0.5ベーシスポイント上げて0.765%となった。
2年物の利回りは0.5ベーシスポイント上げてマイナス0.120%、5年物の利回りは1ベーシスポイント上げてマイナス0.085%となった。
ロイター