
ワエル・マフディ
リヤド:サウジアラムコは2050年までに温室効果ガス排出ネットゼロのエネルギー生産者となることを目指す、と土曜日に同社CEOのアミン・ナセール氏が語った。
同氏の発言はリヤドで開催されているサウジ・グリーン・イニシアチブのフォーラムにおける会合で述べられたものだ。
石油会社サウジアラムコの社長は、同社では原油燃料を10年以内に天然ガスに置き換える、と話した。
「当社はその道のりが複雑であり転換には課題が残ることを理解していますが、それらを乗り越え、低排出の未来へ向けた努力をさらに促進することが可能であると確信しています」としている。
同氏は、すべてのシナリオを考慮した全体的視点をもってエネルギー転換が整然と行われることの重要性を強調した。
この世界は危機を避けるために包括的なエネルギー政策を必要としている、とナセール氏はいう。
石油会社サウジアラムコは研究・開発へ多大な投資を行っている、といい「世界中に研究センターを12箇所持っている」と同社社長は語った。
同社の研究施設はすべて気候変動対策と持続可能な解決策開発に焦点を当てている、と同氏は述べた。