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ホンダ、中国で初のEV投入=来春に2車種、電動化加速

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14 Oct 2021 12:10:30 GMT9
14 Oct 2021 12:10:30 GMT9

ホンダは13日、中国での新たな電動化戦略を発表した。来年春にホンダブランドとして初となる電気自動車(EV)2車種を発売し、その後の5年間で計10車種のEVを投入する。2030年以降は、中国で発売する新型車を全てEVやハイブリッド車(HV)といった電動車にする方針。世界最大の自動車市場である中国で、電動化を加速させる。

来春から販売するEVは、スポーツ用多目的車(SUV)タイプの「e:N(イーエヌ)S1」と「e:NP1」の2車種。電動車の強化に向け、中国で新たなEV専用の工場を建設し、24年の稼働開始を目指すことも明らかにした。生産能力を増強し、中国から他地域への輸出も視野に入れる。 

中国での電動化戦略に関しては、トヨタ自動車と日産自動車が自社ブランドのEVをすでに投入している。さらにトヨタは35年に販売する自動車を全て電動車として、そのうち50%をEVや燃料電池車(FCV)などにする計画。日産は、30年代早期に中国を含めた主要市場に投入する自動車を全て電動車とする予定だ。

ホンダはまた、安全運転支援システム「ホンダセンシング」を刷新し、来年から中国で発売する四輪車に搭載することも発表した。衝突時の被害を軽減するいわゆる「自動ブレーキ」の機能を強化し、交差点で右左折する際に歩行者なども検知してブレーキが作動するようにした。30年までには先進国で発売する全ての車種に標準装備することを目指す。

時事通信

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