
アラブニュース
イラクは2025年までにガスフレアリングを終了させると、イラク副首相は中東グリーン・イニシアティブ・サミットで発表した。
アリ・アラウィ副首相はリヤドで25日、イラクのこれまでの気候政策は必ずしも満足できる水準にはなかったことを認め、よりグリーンな未来に向けての取り組みにイラクは再び尽力すると述べた。
ガスフレアリングとは石油を採取する際に発生する天然ガスを焼却処分することで、これにより有害な排出物が大気中に放出される。
副首相はまた、イラクは今後10年間で太陽光発電により12ギガワットの電力を生産する計画があると述べた。
アラウィ副首相は、米国のジョン・ケリー気候問題担当特使などのサミット代表団に向けての演説で、世界は「この課題に集中するために力を合わせ、自然に基盤を置いた解決策を作り出すために一丸となる以外に選択肢はない」と述べた。