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OPEC+、戦略的石油備蓄の市場への影響は少ないと判断

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02 Dec 2021 05:12:59 GMT9
02 Dec 2021 05:12:59 GMT9
  • 石油生産者連合は今日、今後の原油生産量の戦略を決定する予定

アラブニュース

リヤド:石油輸出国機構とその同盟国から成るOPEC+は、米国を中心とした数カ国の戦略的石油備蓄からの原油放出は自発性と交換性のものからなり、世界の石油市場に大きな影響を与えるとは見ていない。

OPEC +は水曜日に2日間の審議を開始した。原油価格が大きく変動しオミクロン株の影響によるエネルギー需要の減少が懸念される中、現在の市場状況を議論し原油を市場に放出するか供給を抑制するかが決定される予定だ。

OPECの会合が始まって間もなくある代表者がロイターに語ったところによると、今のところ生産量政策の変更についての議論は無いという。

OPEC+の最大生産国であるロシアとサウジアラビアは今週の会議に先立って、政策を急激に修正する必要はないと話していた。

イラクの国営通信社によると、イラクのイルサン・アブドルジャバー石油大臣は、OPEC+が短期的には既存の生産量政策を継続するだろうと述べた。

OPEC+は8月以降、世界の総供給量に日量40万バレルを追加生産している。これは、新型コロナの影響で需要が激減した2020年に合意した記録的な減産を徐々に回復していく動きだ。

OPEC+では、オミクロンの懸念が浮上する前から、先週、米国をはじめとする主要消費国のエネルギー価格抑制のため緊急時用の原油備蓄を放出するとの発表の影響が検討されていた。

ロイターの入手したOPEC+の内部資料では、備蓄放出後の2022年第1四半期の余剰量は、従来の230万B/Dから300万B/Dになると予測されている。

多くの国がアフリカ南部からの渡航を禁止し、ヨーロッパのいくつかの州では新たにコロナ関連の制限を敷いていることから「今のところ、オミクロン株の影響は、特にアフリカとヨーロッパのジェット燃料に関連していると考えられる。欧州内の輸送用燃料需要も影響を受ける可能性がある」と報告書は記載している。

OPEC総会の議長を務めるアンゴラのディアマンティーノ・ペドロ・アゼベド鉱物資源・石油大臣は、「インフレの急進、債務レベルの上昇、サプライチェーンの混乱に伴うリスク」に対処するための共同戦略の必要性を強調した。

アゼベド氏は「我々は団結し、集中し、変化する市場に適応する準備をしておく必要がある」と述べた。

同氏は、サウジアラビアのアブドゥルアジーズ・ビン・サルマンエネルギー大臣とロシアのアレクサンダー・ノヴァック副首相を称賛し、我々は「回復と安定の方向に進んでいる 」と述べた。

OPEC+は、世界の供給量の約10%に相当する1,000万B/Dの昨年の記録的な減産を徐々に回復している。現在も約380万B/Dの減産が継続されてる。

しかし、OPECの11月の原油生産量は、一部のOPEC生産者が増産に苦戦していることから、再び計画の水準を下回っている。

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