
自動車大手8社が25日発表した11月の国内生産台数は、前年同月比9.1%減の76万7453台となった。マイナスは2カ月連続。消費税増税などで新車販売が減少しており、SUBARU(スバル)を除く7社が前年実績を下回った。
ホンダは部品の不具合から軽乗用車「N―WGN」の生産を停止したほか、消費税増税の影響もあり、全体で38.7%の大幅減だった。日産自動車は新型車不足などで販売が落ち込んでおり、17.8%減。トヨタ自動車は4.4%減った。
一方、検査不正問題で前年に生産ペースを落としていたスバルは反動から13.5%増えた。8社合計の海外生産は8.5%減の160万3030台だった。
Jiji Press