
アラブニュース
リヤド:サウジアラビア穀物機関(Saudi Arabia Grains Organization)の副総裁は、ロシアによるウクライナ侵攻の最中、サウジアラビア王国に穀物の供給危機は発生していないと述べた。
これは、小麦在庫の供給源を多様な国や大陸に分散する戦略を同機関がとった結果であると、ザイド・アル・シャバーナート氏はサウジTVとのインタビューで発言している。
また、同氏は、同機関が前月、大量の小麦を確保する契約を締結したと付け加えている。確保された小麦は、2022年第4四半期までに国内市場に供給されるという。
SAGOは小麦備蓄の継続的な維持に取り組んでいると同氏は述べており、国産小麦も一定割合含まれるという。