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ショルツ独首相、サウジ主導のウクライナサミットを歓迎、さらなる外交努力を呼びかけ

13日、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ウクライナでの戦闘を終結させるための和平合意に関して最近開催されたサウジアラビア主導のサミットを歓迎した。(AFP通信)
13日、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ウクライナでの戦闘を終結させるための和平合意に関して最近開催されたサウジアラビア主導のサミットを歓迎した。(AFP通信)
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14 Aug 2023 12:08:40 GMT9
14 Aug 2023 12:08:40 GMT9
  • ショルツ氏は、外交政策顧問レベルで開催されたサウジアラビアでの会談を「極めて特別なもの」と呼んだ

フランクフルト:13日、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ウクライナでの戦闘を終結させるための和平合意に関して最近開催されたサウジアラビア主導のサミットを歓迎し、さらなる外交努力を呼びかけた。

先週末のジェッダで開かれた会合には、中国、ドイツ、インド、米国など40カ国以上の代表が参加した。

ショルツ首相は、ドイツの放送局「第2ドイツテレビ(ZDF)」が行なった毎年恒例の夏のインタビューで「これらの協議を継続することは理にかなっている。ロシアが間違った道を歩んでおり、軍隊を撤退させて和平を可能にしなければならないことを認識するように一層圧力をかけることになるからだ」と述べた。

6月にはコペンハーゲンでも、平和への道筋を議論するために同様の国際協議が実施された。

ショルツ首相は、外交政策顧問レベルで開催されたデンマークとサウジアラビアでの会談を「極めて特別なもの」と呼んだ。

さらにこう続けた。「これらの会談は非常に重要であり、ほんの始まりに過ぎない」

ウクライナは7日、ロシア軍のウクライナ領からの完全撤退など「10項目の和平案」への支持を集めようと努めたサウジサミットに「満足している」と述べた。

一方ロシアは、ウクライナが武器を放棄しない限り、和平合意は不可能だとしている。

ロシアの侵攻から1年以上が経過した6月、ウクライナは西側諸国の武器を備蓄したのち、待望の反撃を開始した。しかし、ロシアの強硬な抵抗に直面し、なかなか前進できないでいる。

ウクライナはドイツに対し、長距離巡航ミサイル「タウルス」の供与を繰り返し要請してきたが、その兵器がロシア領に届き、紛争が拡大するのではないかという懸念ゆえに、ドイツはこれまで要請に応じなかった。

ショルツ首相はインタビューで、ドイツは現在ウクライナへの軍事援助において米国に次いで第2位の供給国であると繰り返し述べた。

しかし、ウクライナにミサイル「タウルス」を送るという問題については、あえて明言することを避けた。

「過去と同様に、我々は常にすべての決定を非常に慎重に見直し、何が可能で、何が理にかなっており、どんな貢献ができるのかを検討する」とショルツ首相は述べた。

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