
アラブニュース・ジャパン
東京:経済産業省の外局、資源エネルギー庁の資料によると、2022年5月のサウジアラビアから日本への原油輸入量は2,710万バレルに上り、全体の33.5%となった。
4月には3,849万バレルでサウジからの輸入量は全体の43.9%だった。
5月の日本の原油総輸入量は8,081万バレルで、その94.5%(7,638万バレル)がアラブ5か国からの供給でこれは過去最高となった。アラブ5か国とはアラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、クエートそしてオマーンである。
日本がエネルギーセクターを制裁から外したため、ロシアはまだ日本に原油を供給しているが、輸入量は65万1,848バレルで全体の0.8%に過ぎない。
5月のアラブ首長国連邦からの輸入量は3,621万バレルで全体の44.8%。続いてカタールが555万9,000バレル(6.9%)、クエート555万6,000バレル(6.9%)そしてオマーン150万バレル(1.9%)であった。
残りの輸入元は中央及び南アメリカ(3.8%)、東南アジア(0.3%)、オセアニア(0.6%)となっている。
上記データは、2022年5月に日本の各港の精油所、石油基地、油槽所に直接到着した石油の量を示している。日本はエネルギー需要の3分の1を石油で賄っている。