
アラブニュース
リヤド:サウジ外務担当国務大臣アデル・アル・ジュベイル氏は、王国は価格変動回避に努めることで石油市場の安定を確保しようとしており、この問題に関してロシア側に立ってはいないと述べた。
アル・ジュベイル氏は12日、CNNのベッキー・アンダーソンに、石油カルテルの生産目標を日量200万バレル削減するというOPECプラスの決定は、消費者と生産者を助ける試みであると話した。
彼はまた、「私たちはこれを何十年も行ってきている。投資、貸付、価格に関しての論理を持てるよう、石油価格が不規則に変動しないよう努める。サウジアラビア王国はこれを強く信じている」と加えた。
グループのメンバーである石油産油国のエネルギー大臣らはすでに、来月発効する削減に同意している。
アル・ジュベイル氏は「産出量を削減するという決定は22か国によって満場一致で採択され、これに対して市場は非常に好意的に反応した。石油価格は先週から実際下落しており、上昇していない」と話した。
また「サウジアラビア王国とアメリカは80年間にわたって大変強固な関係を持ってきた。過激派やテロリズムとの戦い、地域の防衛における安定と安全の維持において非常に緊密なパートナーであり、経済、貿易、投資においても非常に親密な同盟国である」と付け加えた。
「我々はこの関係が今後80年続くことを期待している」
「サウジアラビアへの防衛兵器の販売はアメリカ、サウジアラビア、そして中東の安定の利益にかなう」
「何十年にもわたり、中東にはアメリカ軍の存在があった。彼らは中東の安定と安全、そしてアメリカの安定と安全を守るためにここにいる」