
東京: 日経新聞が、ある政府および与党筋の人物を引用して月曜未明に報じたところによると、日本政府は日本銀行(日銀)の雨宮正佳副総裁に、現職の黒田東彦総裁の後任を打診した。
日銀を順調な経済成長を目指した金融政策の正常化の軌道に乗せることが次期総裁の仕事になるだろう、と日経は補足した。
日経によると、政府は次期総裁および二人の次期副総裁の候補の提案を決裁するに先んじて、与党との協議を進めていた。
黒田総裁の5年の任期は、4月8日に満了する。副総裁を務めるのは雨宮氏と若田部昌澄氏だが、その5年の任期が終わるのは3月19日だ。
任命には両院の承認を要するが、議会では連立政権が過半数を占めているため、実質的に決定したことになる。
ロイター