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サウジ産業当局 第2四半期に民間セクターへ7億3800万ドルの投資誘致

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24 Jul 2023 10:07:17 GMT9
24 Jul 2023 10:07:17 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアの産業部門への民間参加は増加の一途をたどっている。同国は2023年第2四半期、様々なプロジェクトに27億7000万SR(サウジアラビア・リヤル/約7億3800万ドル)の投資誘致を行ったことが、最新の公式データで明らかになった。

サウジアラビア工業団地公団(MODON)によると、これは前年同期の22億6000万SRから23%増加となる。

これは、地域最大の経済大国でもあるサウジアラビアが、『ビジョン2030』の目標の一環として、製造業と投資の主要拠点となることを目指していることを意味している。

MODONは公式ツイッターへの投稿の中で、第2四半期末現在、王国内で既に完成した工場数は1263に達し、工場の総数は6055であることを明らかにした。

MODONはさらに、同期間に203件の工業契約を締結し、2022年の同時期と比較して23%増加したと発表した。

一方で、工業地域は100%増の162万平方メートルに拡大したとも付け加えている。

業種別では、第2四半期に最も多くの契約を獲得したのは食品セクターで全体の17%、次いで鉱業セクターが9%を占めた。

化学部門とゴム部門がそれぞれ6%の契約を獲得した一方、機械・設備部門は2023年第2四半期に発行された契約の5%を確保した。

MODONは、ジェッダが58件と最も多くの契約を獲得し、第2四半期の契約全体の29%を占めたと付け加えた。

リヤドの南東に位置するアル・カルジは全体の13%を占め、27件であった。 

次いで、サウジアラビアの歴史的な地域であるスダイルが13%、26件の契約を結び、ダンマンとマディーナ地域が7%、14件の契約を結んだ。

MODONによると、同期間中、主にエジプト、ヨルダン、インド、米国、英国など67カ国から1226件の海外投資案件があったという。

3月、同局はスタートアップイベント『Biban 2023』開催中、3つの新しい起業家プロジェクトの設立に関する1000万SR相当の協定に調印した。

これは、MODONが2030年までに王国の国内総生産(GDP)に対する中小企業の貢献度を35%増加させながら、ローカルコンテンツを支援することを目指していることを示すものである。

2001年設立のMODONは、統合された工業用地サービスの開発を行っている。現在は5000以上の工場を擁する王国全土の36の工業都市と、民間の工業団地や都市を監督している。

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