
トヨタ自動車は2日、東京都内でイベントを開き、スポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」の新型車を公開した。「ランクル250」シリーズとして、2024年前半から順次、日本をはじめ世界各国・地域で販売する。価格は検討中。ガソリン車タイプのほか、北米と中国向けにランクル初となるハイブリッド車(HV)タイプをそろえた。
新型車は中核モデル「ランクルプラド」の後継として、約14年ぶりに全面改良した。外装は伝統的な従来デザインの力強さを継承。持ち前の悪路に負けない走行性能を向上させ、都市部走行時の快適さも追求した。
ランクルは1951年の初代モデル発売以来、これまで世界約170カ国・地域で1130万台を販売している。サイモン・ハンフリーズ取締役はイベントで「世界中の顧客が無条件の信頼を託せる車へ昇華させた」とアピールした。
時事通信