


ドバイ:関口昇・在ドバイ日本国総領事は9月12日、総領事館に来賓を招いて別れの言葉を交わし、ドバイに別れを告げた。
関口総領事は新型コロナパンデミック真っ只中の2020年に在ドバイ総領事に着任した。中東への赴任はこれが初めてだった。
同総領事は来賓に対し、自分は定期的に日本とUAEの関係を推進しつつドバイでの3年間を過ごしたと語った。「今、達成感と共にドバイを後にすることができます」
また、UAEで過ごした時間は3つの大きな出来事で特徴づけられると説明した。新型コロナパンデミック、2022年ドバイ万博、そして日本とUAEの外交関係樹立50周年である。
さらに、UAEがパンデミック後に急速な経済回復を果たしたことや、多くの人が大成功と称えた万博を開催したことから、日本は学ぶことができると述べた。
次の万博は2025年に関西の大阪で開催される。関口総領事は、「これからの50年間に両国間で多くの交流が行われる」と思っていると話した。
同総領事は新しい在ドバイ総領事の今西淳氏を紹介したうえで、UAEが自分に与えてくれたような厚意や支援を新総領事にも向けてくれることを願っていると述べた。