
アブダビ:第15回アブダビ・ワールド・プロ柔術選手権(ADWPJJC)が5日夜、ザイード・スポーツシティのムバダラ・アリーナで開催され、UAEのコマンド・グループがアマチュア部門で優勝した。
UAEに本拠地を置くA.F.N.Tが2位、シャルジャ・セルフディフェンス・スポーツクラブが3位となった。
試合には、世界中のクラブやアカデミーを代表する男女の白帯、青帯選手が出場した。
UAE柔術連盟(UAEJJF)副会長および組織委員会委員長を務めるモハメド・サレム・アル・ダヘリ氏は、「アマチュアの試合に丸一日を割くことで、理想的な国際柔術プラットフォームとして大会の位置づけが強まる」と語った。
「アマチュアは以前から同選手権に参加していたが、需要の高まりを受けて、丸一日をアマチュアに割り当てた。この変化は、柔術およびADWPJJC両方への関心の高まりを明確に示すもので、包括性を促進し、アマチュア選手たちにグローバルな舞台で才能と技術を披露するチャンスを与え、アマチュアの卵たちに柔術キャリアを高める道を開くものである」
「本選手権はこれまでどおり、さまざまな文化やバックグラウンドを持つ人々を結びつけ、有意義な交流を促進していく。これは、スポーツを通じて積極的なコミュニケーションを促進するというUAEJJFのコミットメントを反映したものである」と同氏は付け加えた。
カザフスタン柔術協会のSagiyev Kuat会長は、自国および他国選手を賞賛。「カザフスタン選手たちのすばらしいパフォーマンスに言葉にならないほど感激している」
「以前、柔術は数か国のみに偏っていたが、もはやそうではないようだ。より多くの国、国際的なクラブ、そして若い選手たちがこのスポーツに参加している」
「本スポーツを世界に広めるUAE政府の取り組みは、大きな国際イベントの開催にしても、国際柔術界を1つの傘下にまとめるにしても、真に称賛に値するものだ」とKuat氏は付け加えた。
A.F.N.Tの男子GI青帯アマチュア120kg級で金メダルを獲得したステファン・ラザレビッチ選手(セルビア)は、次のように語った。「アブダビで優勝できたことは驚くべきこと。アブダビ・ワールド・プロ柔術選手権は、輝かしい柔術キャリアへの登竜門。UAEおよびUAE政府は、主要な柔術大会の組織・開催において並外れた基準を設けている」
アライアンス・インターナショナルの男子GI青帯アマチュア62kg級で金メダルを獲得したブラジルのGabriel Do Santos Nagera選手は、次のように語った。「この偉大な功績を誇りに思う。62kg級での金メダルは、私の人生で重要な意味を持つ」