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UAE代表選手、アブダビ柔術選手権で黒帯決勝戦進出

アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権は10日に行なわれる黒帯決勝戦で幕を閉じる。 (UAEJJF)
アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権は10日に行なわれる黒帯決勝戦で幕を閉じる。 (UAEJJF)
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11 Nov 2023 12:11:45 GMT9
11 Nov 2023 12:11:45 GMT9
  • ムバダラアリーナで行なわれたトーナメントの最終日前日に地元の選手が脚光を浴びる

アラブニュース

アブダビ:9日、ムバダラアリーナで開催されたアブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術選手権で、UAEのザーイド・アル・カテーリ選手とハーレド・アル・シェヒ選手が勝利を収め、それぞれの黒帯決勝戦進出を決めた。

10日に行われる金メダルをめぐる試合はUAE対ブラジルの戦いとなる。56kg級ではアル・カテーリ選手がユーリ・ヘンドレックス選手と、62kg級ではアル・シェヒ選手がメイラン・アルベス選手と対戦する。

地元の様々なクラブやアカデミーを代表するUAEの選手らは、10日のフィナーレと11日の授賞式を目前に控えた最終日前日に6個のメダルを獲得した。紫帯と茶帯のチーム戦では、コマンド・グループが首位、続いてAFNTが2位、バニヤスが3位となった。

バニヤス柔術クラブのアスマ・アル・ホサニ選手が女子紫帯プロ55kg級で金メダルを獲得し、アル・ワフダ柔術クラブ・アカデミーのヘッサ・アル・シャムシ選手が同部門で銅メダルを獲得した。

男子茶帯プロ69kg級では、バニヤス柔術クラブのモハメド・アル・スワイディ選手が銀メダルを獲得し、男子紫帯プロ85kg級では、アル・ワフダ柔術クラブ・アカデミーのサイード・アル・クバイシ選手が銅メダルを獲得した。

アル・アイン柔術クラブを代表するモハメド・サイード・アルケビ選手は、男子紫帯プロ56kg級で銀メダルを獲得した。バニヤス柔術クラブに所属するオマール・アリ・アル・スワイディ選手も男子茶帯プロ56kg級で金メダルを獲得した。

UAE柔術連盟の理事モハメド・ビン・ダルムーク・アル・ダヘリ氏は選手たちを祝福し、次のように述べた。「今日は紫帯、茶帯、黒帯の選手たちが印象的なパフォーマンスを披露してくれました。白熱したエキサイティングな大会となりました」

さらにこう付け加えた。「今日表彰台に立ったチャンピオンの皆さん、おめでとうございます。皆さんの絶え間ない努力、勤勉なトレーニング、最良の準備が報われました」

「このUAEチャンピオンの黄金世代が、賢明なリーダーシップと、リーダーシップのビジョンと指令を積極的に具体的な現実へ変換しているUAE柔術連盟の無制限のサポートを得て、成果を上げ続けられると確信しています」

コマンド・グループを代表するザーイド・アル・カテーリ選手は、1試合目でZR Team Associationに所属するゲヴォルグ・アルチュニャン選手を、2試合目でAFNT所属のサマット・アイパンベット選手を下し、男子黒帯プロ56kg級の決勝戦に進出した。

「今日勝って、決勝に進出できて嬉しいです」と語った。「昨年のタイトルを絶対に守るつもりなので、今日は自分にとって重要な日です。万全の準備をしてきたので、最高のパフォーマンスを発揮して確実に勝利できると思っています」

一方、アル・アイン柔術クラブを代表するアル・シェヒ選手も、決勝進出に向けた3試合を制した。まずGojira Jiu-Jitsuに所属するギオルギ・ラズマゼ選手を破り、次にWolfpack Jiu Jitsu Mexicoのマリオ・ナバレッテ選手を下し、3番目の試合ではシャルジャ・セルフディフェンス・スポーツクラブの同胞スルタン・アロウェス選手に勝利した。

「正直に言うと、今日は厳しい3試合で、大変な一日だったけど、良い結果を出せたことに感謝しています」と語った。「明日の試合を楽しみにしています。決して楽な道ではないと分かっています。どんな困難にも立ち向かう準備はできています。みんなに誇りに思ってもらえるよう頑張ります」

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