アラブニュース

2024年初旬、いけばな大原流、クウェート日本国際交流会、在クウェート日本大使館の協力のもと、クウェートで初となる生け花イベントが開催された。

生け花講師の大木春慧氏が出席者に向けて、伝統的な花の生け方を披露した。

在クウェート日本大使館の文化大使館員のクリハラ・リエ氏もイベントに出席し、初めての生け花イベントの開催を祝福した。

クリハラ氏はアラブニュース・ジャパンの取材に応じ「クウェートで初となる生け花教室です」、「（大木春慧氏の）クウェートで生け花を広めようという強い熱意に心から感謝します。クウェートでより多くの教室が開かれ、いつの日かクウェートから生け花の講師が誕生することを願っています」と語った。

同氏はクウェートと日本は60年以上に渡って、石油分野のみならず、あらゆる文化分野において、友好関係を維持していると述べた。

また「クウェートの若者はアニメやマンガなどの日本のポップカルチャーに興味があり、クウェートでは多くのアニメイベントやエキスポが開催されています。」「しかしながら、私はクウェートの人々に生け花や茶道といった伝統文化についてももっと学んで欲しいと思っています。文化交流を通じて、両国の距離はぐっと縮まるでしょう。」と語った。

クウェート日本国際交流会の創設者であるファイサム・アル・サーレム氏は、最近、クウェートで両国の距離を縮めようと、文化イベントを開催している。

2023年12月には、文化交流と理解の促進のため、第2回クウェート・日本集会が開催された。

このイベントには、学生、アーティスト、在クウェート日本大使館から外交官らが参加した。