
東京オリンピックのメダリストである萱和磨は、2024年パリ大会の体操男子日本代表は過去最強であると語った。
日曜日に行われたNHKトロフィーでは、萱は2位に入賞した。このトロフィーでは、男子総合のディフェンディング・チャンピオンである橋本大輝とともにパリに出場する9人の日本人男女が決まった。
昨年10月の世界選手権で橋本とともに団体金メダルを獲得した27歳の萱は、「まだあちこちで小さなミスがあった」と語った。
「体操を始めたときから、オリンピックで金メダルを取ることを目標にしてきました。それは少しも変わっていません」と彼は言う。
団体種目でオリンピック最多の7個の金メダルを獲得している日本としては、大胆な発言である。
NHK杯男子総合のタイトルは、オリンピック初出場となる岡慎之介(20)が獲得した。
この3人に加え、杉野 正尭と東京都団体銀メダリストの谷川航が出場する。
オリンピックタイトルの防衛が有力視されている橋本は、先週練習中に指を負傷したため、高崎で開催されたNHK杯には出場しなかった。
その前日、女子では19歳の宮田 笙子がNHK杯3連覇でパリ行きを決めた。
「もっと満足できる演技をしたかったけど、それはパリに置いておく」と彼女は言い、大会前の怪我に不安を抱えながら試合に臨んだことを認めた。
「(パリへの道では)良い年も悪い年もあったけれど、今年は絶対に良い年になるようにする」
彼女に加わるのは、岸里奈、岡村真、中村遥香、らのティーンエイジャーだ。彼女たちは全員、オリンピック初出場となる。
新体操は夏季オリンピックで最も人気のある競技のひとつで、7月27日から8月5日まで開催される。
ロイター