「金色不如帰(コンジキ ホトトギス)」は8月9日(金)、ドバイのモール・オブ・エミレーツにて、山本シェフがUAE初出店のために考案したユニークな料理を提供する、1周年記念特別サパークラブイベントを開催した。
特別イベントには招待客が参加し、料理を楽しんだ。
アニバーサリーメニューには、カニサラダ、素揚げメロン炒め、イカのサクサク炒め、和牛串焼き、チキンカレーカツ、アニバーサリー特製ラーメンなど様々な料理が用意された。
こぢんまりとした店は、山本敦之シェフが創業した東京のラーメン店で、ミシュランの星を獲得した世界で3番目のラーメン店である(2019年から2023年にかけて、TSUTAYA書店、なか卯に次いで獲得)。
山本シェフは、日本の伝統的な調理技術を一から学び、独学で様々な国の料理を学び、その技術を昇華させてきた。2000年10月、初めてラーメン店で働き、2006年1月、誰にも出せないラーメンの味を目指し「SOBAHOUSE 金色不如帰」を創業した。
山本シェフの最大の挑戦は、世界中の客に共感していただける味を作ることだ。
山本シェフは、ドバイで行われた「SOBAHOUSE 金色不如帰」の特別記念サパークラブについて次のように語った。「伊勢海老のビスクや伊勢海老の丸ごと一匹を私の自慢の塩タレでいただく記念日の特別ラーメンなど、素晴らしいメニューをお楽しみいただきました」
「UAEに住む人々に本格的な日本のラーメンを提供する機会をいただき、とても感謝しています。UAEに出店するのは私の夢でもありました。当店では、出店国の地元食材を使用し、一から味を作り上げています」
「また、お店で提供するメニューはソースも含めてすべて手作りです。既製品のソース、スープストック、麺は使用していません。化学調味料を省き、体にやさしい味づくりを基本としています。これからも、UAE在住のお客様や観光客の皆様に高品質な日本のラーメンを提供し、喜んでいただけるよう努力してまいりますので、今後とも『SOBAHOUSE 金色不如帰』をよろしくお願いいたします」と語った。
金色不如帰の歴史について、山本シェフは次のように語っている: 「2006年1月、東京都渋谷区でたった8席の小さな店を始めました。当時は、オンリーワンの味を目指していましたが、1日に5人(5杯)しか来店しませんでした。日本のラーメン店では誰も使わない食材を使っていたからでしょう」
「2年ぐらいは、食べていくのが大変でした。なんとかお客さんにおいしいと言ってもらえるラーメンを作れるようになろうと、営業終了後の遅い時間まで試作を繰り返し、週に1日は店に残って遅くまで味づくりの研究をしました。3年後にはお客さんが増え、5年後には店の外に行列ができるようになり、少しずつお客さんが納得する味を作れるようになりました」
「やがてラーメン業界で日本一になることができました。いろいろな賞もいただきました。ミシュランガイド東京のビブグルマンにも2015年から2018年まで選ばれ、2019年から2023年までは、世界で3軒のラーメン店しか受賞していない一つ星を獲得しました」
「SOBAHOUSE 金色不如帰」は昨年、UAEに1号店をオープンした。
山本シェフは開店についてこう語っている: 「2023年7月にモール・オブ・ザ・エミレーツにUAE1号店をオープンしました。コンセプトは日本と同じようにオンリーワンの味を作ることです。2024年7月にはミシュランガイド・ドバイのビブグルマンに選ばれました。これからも、お客様により身近に感じていただけるよう、チーム一丸となって精進してまいります。また、ミシュラン・グルデ・ドバイでの更なる表彰を目指していきたいと思います」
「ドバイにレストランをオープンして以来、お客様からの反応や感想はとても好評です。お客様から味に対するクレームがあれば、すぐに確認し、変更すべき点があれば、もちろん変更します」と付け加えた。
「金色不如帰」の今後の予定について、山本シェフはこう語った: 「場所は言えませんが、年内に海外に2店舗オープンする予定です」
SOBAHOUSE 金色不如帰1周年記念、山本シェフの特別メニューは期間限定