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サウジアラビア、W杯予選でインドネシアにまさかのドロー

サウジアラビアは木曜日、ジェッダでインドネシアに1-1の引き分けに終わった。(X/@saudint)
サウジアラビアは木曜日、ジェッダでインドネシアに1-1の引き分けに終わった。(X/@saudint)
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06 Sep 2024 01:09:39 GMT9
06 Sep 2024 01:09:39 GMT9
  • 次戦は火曜日、中国でのアウェイゲームとなる。

ジョン・ダーデン

ジェッダ:サウジアラビアは木曜日、ジェッダでインドネシアに1-1の引き分けに終わった。

グループCの最下位チームとの対戦は、勝ち点2を落としたという印象が強い。

しかし、もっと悪い結果になる可能性もあった。その数時間前、グループリーグのライバルであるオーストラリアがバーレーンのホームで1-0の敗戦を喫しており、一時はサウジアラビアのボス、ロベルト・マンチーニ監督も同じような屈辱を味わうのではないかと思われた。

インドネシアはアジアで最も成長したチームであり、ヨーロッパを拠点とする選手数人の帰化によって強化されたとはいえ、世界ランキングは133位と開催国より77位も低い。

キング・アブドゥラー・スポーツ・シティのホームファンが快勝を期待したのも無理はない。

サウジアラビアは試合開始から時間がかかり、19分後に先制点を奪うまで、なかなかゴールを脅かすことができなかった。ラグナル・オラトマンゴエンがエリア右端から中に切れ込み、強烈なシュートがサンディ・ウォルシュの脇をすり抜け、無力なモハメド・アル=オワイスの横を通過した。韓国のシン・テヨン監督率いるコーチングスタッフ同様、インドネシアのファンも熱狂した。

サウジアラビアを動揺させたとはいえ、チャンスはなかなか訪れなかった。モハメド・カンノのシュートはわずかに枠を外れたが、その後、アル・ヒラルのチームメイトでキャプテンの腕章を巻いたサレム・アル・ダウサリが試合に入り始めた。30分過ぎには、ASローマの新戦力サウド・アブドゥルハミドを右サイドに投入。

しかし、ラストパスはまだまだ。

そしてブレイク直前、ホームチームは必要なブレイクを得た。ムサブ・アル=ジュワイヤルがエリア手前でボールをコントロールしたが、シュートは大きく枠を逸れてゴールネットを揺らし、スタジアムは安堵に包まれた。両監督のハーフタイムのチーム・トークはきっと変わったことだろう。

後半開始から出場したアル・ナスルのアブドゥルラフマン・ガリーブは、インドネシアのずさんなプレーの後、3分後に好位置からシュートを放ったが、枠を外れてしまった。

しかし、サウジアラビアはようやくプレッシャーをかけ始め、2点目もそう遠くはなさそうだった。

サウジアラビアはブレイクに成功し、少なくとも中立の立場からすれば、試合は面白い展開になり始めた。

残り20分、サウジアラビアがトップに立ったが、シャツにネクタイ姿のマンチーニ監督は心配そうな表情を浮かべていた。

アル・ダウサリがエリア外からシュートを放つが枠を外れる。76分には、アブドゥルハミドのヘディングシュートがGKマールテン・パエスに当たってポストに当たった。

しかしその直後、パエスは後方からプレーしようとしてPKを与えてしまう。GKは左に飛び込んでセーブし、ミスを帳消しにした。

これでサウジアラビアはさらに奮起する。残り2分、カンノがエリア外から放ったシュートはパエスにセーブされた。

アル・ブライカンは1対1のチャンスを逃したものの、勝ち越しゴールは生まれなかった。

次の試合は火曜日、中国でのアウェイゲーム。日本では7-0と大敗し、改善が必要なチームと対戦する。

サウジアラビアも改善が必要だ。まだ9試合残っており、自動出場権を手にする2位以内に手が届く範囲であるが、スタートはもっと良くなるはずだ。アジア予選ではクレイジーな一日だったが、もっとひどくなったことも考えられる。

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