
日本、埼玉: サウジアラビアのエルベ・レナール監督は、火曜日の日本戦での0-0の引き分けに満足しながらも、ワールドカップ出場権を獲得するためにはさらなる努力が必要だと語った。
試合後、埼玉スタジアムで行なわれた記者会見で彼はこう語った。「美しい試合ではなかった。ただ、良いチャンスを作ることはできなかったが、チームスピリットは良かった。しかし、技術的には十分ではなかった」
サウジアラビアは、オーストラリアが中国を2-0で下した後、グループCでオーストラリアを勝点3差で追っているが、レナール監督は予選突破以外の結果は考えていないという。
「まだ2試合残っているし、何が起こるかわからない。バーレーンに行かなければならないし、オーストラリアは日本を迎える。最後の2試合では、攻撃面でもっと良くなることを期待している。まだ2位を争うチャンスはあるので、今はこのプランしか頭にない」
チームの攻撃力には失望したというが、日本戦では慎重にならざるを得なかった。
「日本に来たら、オープンなプレーはできない。相手はいいチームだから気をつけなければならない。守備のプランは良かったと思う。スペースに入りたかったが、その部分がうまくいかなかった」
「しかし、もし昨日、日本相手に0-0で引き分けると言われたら、すぐにサインしていただろう」
「日本人監督の5年間にわたる仕事ぶりには尊敬の念を抱いている。カタールでのワールドカップは素晴らしかったし、準々決勝かそれ以上に勝ち上がれると確信している。アジア大陸を代表する選手たちだから、ベストを尽くしてほしい」
レナール監督は選手たちにもっとファイトを求め、後半は良くなっていたと言う。
「(ハーフタイムに)中央と右サイドでのデュエルで勝てていないと言ったので、交代させ、デュエルやセカンドボールでもっと戦うように、そしてできるだけ早くプレーするように求めた。後半は良くなったが、日本チームに嫌がられるほど前に出てプレーすることができなかった」
「試合に勝ちたかったが、勝てなかったのは残念だ。今日は応援してくれたみんなに感謝したい」