
ミラノ:来年のミラノ・コルチナ大会へのカウントダウンが続く中、2026年冬季・パラリンピックの聖火が月曜日、ミラノと大阪で開催された2つのイベントでお披露目された。
トリノのCarlo Ratti Associatiスタジオがデザインしたトーチは、ミラノのトリエンナーレ美術館と日本万国博覧会のイタリア館のシアターで初めて披露された。
ミラノでは、元クロスカントリースキーオリンピック金メダリストのステファニア・ベルモンドと、パラリンピック車いすフェンシング2連覇のベアトリーチェ・ヴィオが、リサイクルアルミニウムで作られたトーチを披露した。
オリンピックの聖火は水色、パラリンピックの聖火はブロンズで、どちらも炎を際立たせ、選手から離して高い位置に保つようにデザインされている。
ヴィオは、昨年のパリオリンピック・パラリンピックで使用された聖火が「私の顔にかかった」と観客にジョークを飛ばした。
「人の顔を気にしてくれてありがとう!」と彼女は言った。
伝統に従って、聖火はギリシャのオリンピアにあるヘラ神殿で11月26日に点火され、12月4日に予定されている引き継ぎ式のためにアテネに運ばれる。
聖火は2日後のローマからイタリア国内を蛇行しながら巡り、地中海沿岸の経済都市ミラノでの開会式の前日、2月5日にミラノに到着する。
開会式は、イタリアのサッカーの巨人、インテル・ミラノとACミランの試合がいつも開催されている、象徴的なサン・シーロ・スタジアムで行われる。
正式なキックオフが行われると、大会はミラノからオーストリアとの国境に近いスキーリゾート、コルティナ・ダンペッツォまで、北イタリアの広大な地域で開催される。
AFP