
アブダビ: アブダビの皇太子でアブダビ行政評議会議長のシェイク・ハーレド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は、サディヤット文化地区にある日本の多感覚アート体験施設「チームラボ・フェノメナ・アブダビ」のオープニング・セレモニーに出席した。
アル・ナヒヤーン殿下は、アブダビが文化の主要拠点であることの重要性を強調し、日本の芸術体験の開設は、芸術とテクノロジーを通じて知識を築き、文化を交流させるというUAEのコミットメントを強化するものだと述べた。
著名なゲストや文化リーダーが出席したグランドオープニングでは、著名なイタリア人ピアニスト・作曲家のルドヴィコ・エイナウディ氏による演奏が披露された。
アブダビ文化観光省のムハンマド・ハリーファ・アル・ムバラク委員長は、「チームラボ・フェノメナ・アブダビは、世界規模で没入型アート体験を再定義する画期的な文化的ランドマークです。創造性、テクノロジー、人間の知覚の限界を押し広げる大胆なビジョンを具現化し、訪問者に他にはない体験を提供する」と述べた。
「私たちのパートナーであるチームラボとともに、この先駆的なコンセプトを実現できたことを大変誇りに思う。サーディヤット文化地区は、世界的に重要な文化的ランドマークであり、世界最高の頭脳と機関を集め、対話を促進し、創造性を刺激し、よりつながりのある未来を形作る」と付け加えた。
さらに、チームラボの創設者である猪子寿之氏は「チームラボ・フェノメナのアート作品は、独立して存在するのではなく、環境によって生み出される。人が物理的に作品に没入しても、作品は無傷であり、破壊されても自然に復元することができる。しかし、環境が維持されなければ、作品は消滅する。アート作品の境界は曖昧で、環境と連続している」と語った。
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