
千葉: 金曜日、ルーカスフィルムがライアン・ゴズリング主演の次回作を2027年5月に公開すると発表した「スター・ウォーズ」のイベントでは、海外からの来場者だけでなく、多くの日本人もフォースと共にあった。
東京郊外の幕張メッセでライトセーバーを振り回す観衆を前にステージに登場したゴズリングは、ジョージ・ルーカスが制作した宇宙叙事詩のイラストが貼られた子供の頃のベッドシーツの写真を見せた。
映画を見る前から『スター・ウォーズ』を夢見ていたんだと思う」とゴズリングは語った。
監督を務めるショーン・レヴィは、『スター・ウォーズ/スター・ファイター』は前日譚でも続編でもなく、『エピソード9』の数年後を舞台にした新たな登場人物たちによる独立したアドベンチャーになると観客に語った。撮影は今年後半に開始されるという。
2006年の映画『ピンクパンサー』や最近のNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス』でも監督を務めたレヴィは、それ以外のことはほとんど語らず、次のように述べた: 「ルールを理解しているので、多くを語ることはできない」
巨大スクリーンにタイトルだけが映し出されたが、観客が歓声を上げるにはそれで十分だった。
スター・ウォーズ・セレブレーションと呼ばれるこのイベントは日曜日まで開催され、Tシャツ、玩具、書籍、漫画コミック、AC充電器、携帯カバー、サイン色紙、ポスターなど、「スター・ウォーズ」をテーマにしたグッズで溢れている。
レゴのブースでは、レゴで作られたダース・ベイダーの不気味な黒いマスクとマントを身につけた男が登場した。
深く息を吐く悪役は、日本の伝統的な漆器で装飾された10個限定のイヤホンとしても登場し、1個990,000円(7,000ドル)で販売された。ダース・ベイダーのTシャツは8,000円(56ドル)と手頃な値段だった。
リモコン操作のR2-D2ミニチュアロボットを手にしていた高橋ヨシキさん(26)は、「ここにいるみんなが『スター・ウォーズ』が大好きなんだと思うと、とてもうれしくなります」と語った。
「演出も、銃やライトセーバーの音も好きだし、何より素晴らしい戦闘シーンや、もちろん人間ドラマのあるストーリーが大好きなんだ」と彼は付け加えた。
また、「ヒロ」と名乗る日本人男性は、「スター・ウォーズ」のキャラクターであるマンダロリアンに扮し、プラスチック製の剣と鎧を装備した自作のコスチュームで登場した。
また、世界中から集まった「スター・ウォーズ」ファンの中には、友人と一緒に来ていたチリ出身のコンピューターサイエンス教師、ラウル・エレラさんもいた。
どの『スター・ウォーズ』映画を観たことがあるかと聞かれ、「全部です」とエレラさんは答えた。「登場人物のコミットメントが感じられ、本当に好きなんです」。
スター・ウォーズは、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが主演した1977年のデビュー以来、何世代にもわたり、文字通り宇宙を股にかけたストーリーで、史上最高の興行収入を記録したフランチャイズのひとつである。
侍のようなヒーローが旅の途中で様々な登場人物と親しくなるというストーリーは、日本人の寓話や伝説的な黒澤明映画と呼応している。
AP