
アラブニュース・ジャパン
日本に停泊されたダイヤモンドプリンセス号を筆頭とする世界中のクルーズ船の多くがコロナウイルスのアウトブレイクの後隔離を余儀なくされた後、日本の報道局であるNHKは、細菌やウイルスがいかに簡単に拡散するかを示すブラックライト実験を行った。
この実験はビュッフェレストランやクルーズ船の雰囲気をシミュレーションしたもので、10人が参加した。
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参加者の1人は「感染者」として選ばれ、手に蛍光の液体が塗布された。この物質はブラックライトの下でのみ目に見えるもので、咳やくしゃみによる細菌を示すものとして使用された。
NHKの実験では、10人の参加者が30分間レストランの中を行き来し、感染者に気づくことなく、通常通りに皿をいっぱいにする様子が映し出される。
実験が完了するとブラックライトが点灯し、参加者の食べ物、皿、カトラリー、さらには顔の一部にも「細菌」が光るのが見える。
5月15日時点で、日本ではCOVID-19感染患者16,120人を確認し、697人が死亡、9,868人が回復している。