

シアトル・マリナーズは、2026年シーズン中に、Tモバイル・パークにフランチャイズ・レジェンドである鈴木イチロー朗選手の銅像を設置する。
球団会長兼マネージング・パートナーのジョン・スタントンが、鈴木がマリナーズで着用した51番を引退させるセレモニーの中で土曜日に発表した。
「2026年、われわれは、われわれの野球がこれまで見た中で最も多打者であり、シーズン安打の歴代記録を保持し、野球史上最も多くの世界安打を放った選手に敬意を表する」とスタントン氏は語った。「来年、野球界における彼の超越的な国際的役割とシアトル・マリナーズの指導者を祝うために、我々はイチロー・スズキの銅像を建てる」
T-モバイル・パークには、すでにケン・グリフィー・ジュニア、エドガー・マルティネス、そして1977年4月6日の開幕戦から2010年11月10日に亡くなるまで実況を務めた故デーブ・ニーハウスが銅像として建てられている。
鈴木は2週間前、ニューヨーク州クーパーズタウンにある全米野球殿堂で、グリフィー、マルティネスとともに殿堂入りを果たした。2008年にフォード・C・フリック賞を受賞したニーハウスも、殿堂のメディア部門に名を連ねている。
イチローはまた、グリフィー(24歳)、マルティネス(11歳)、ジャッキー・ロビンソン(42歳)と並んで、フランチャイズから背番号を得た唯一の選手である。
鈴木の前にマリナーズで51をつけていた殿堂入りのランディ・ジョンソンも、2026年に背番号を得る。
イチローは、日本のオリックス・ブルーウェーブで9シーズン(1992-2000年)、マリナーズで19シーズン(2001-12年、2018-19年)、ニューヨーク・ヤンキースで19シーズン(2012-14年)、マイアミ・マーリンズで19シーズン(2015-17年)、合計28シーズンプレーした。MLBでは2653試合に出場し、3089安打、1420打点、509盗塁を記録した。
現在51歳の鈴木は、2001年にアメリカン・リーグMVPと新人王を受賞し、オールスター10回、ゴールドグラブ10回、打点王2回。2004年にはシーズン262安打のMLB最多安打記録を樹立した。
ロイター