





玩具メーカーのレゴが7月14日、「Lego Nintendo Entertainment System」を発表した。大人がレゴブロックを使って手動で動く自分だけのコンソールを組み立てることができるキットで、スーパーマリオブラザーズが表示されたインタラクティブテレビが特徴だ。
カラフルなプラスチック・ブリックと任天堂との提携で知られるデンマークの会社「レゴ」だが、この最新キットでは、細かなディテールまでリアルに再現された「Nintendo Entertainment System (NES)」モデルや1980年代スタイルのレゴテレビセットを楽しませてくれる。
NESの他に、接続ケーブルとプラグが付いたコントローラ、スクロール画面にフラットな8ビットのマリオのフィギュアを備えた構築可能のレトロなテレビなど、全部で2,646個のピースがある。
さらに、テレビの側面に付いたハンドルを回して、画面上のゲームコース内でマリオのフィギュアを障害物や敵に反応しながら動き回らせることもできる。
「Lego Nintendo Entertainment System」レゴブロックキットは、デジタルテクノロジーも同時に組み込ませている。「レゴ スーパーマリオ レゴマリオとぼうけんのはじまり 〜 スターターセット」に付属するマリオフィギュア(Bluetoothに連携した「レゴマリオ」)との対応を可能にし、同スターターセットのレゴマリオをテレビの上に置くと、伝説のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」と同じサウンドが流れる仕組みとなっているのだ。
レゴグループで「Lego Nintendo Entertainment System」のクリエイティブリーダーを務めるマールタン・サイモンズ氏は、「スーパーマリオは30年以上にわたりゲームの世界で愛されてきたキャラクターです」と声明文の中で述べている。
「Lego Nintendo Entertainment Systemにより、ゲーム史上最も愛されているコンソールの1つを再現し、本当の意味で懐かしさに浸りながら、子供の頃からお馴染みだったスーパーマリオに再会していただけます。さらに、1980年代のゲーム体験をお子様と共有していただくこともできます」とサイモンズ氏は付け加えた。
「Lego Nintendo Entertainment System」レゴブロックキットは、レゴストアとレゴのウェブサイトで8月1日から発売される。販売価格は229.99ドルとなる予定だ。
The LEGO Nintendo Entertainment System! Now you're playing with power…and bricks.https://t.co/rC5mjFfJvo pic.twitter.com/ZGgBll0N4w
— LEGO (@LEGO_Group) July 14, 2020