クアラルンプール:木曜日、サウジアラビアの王者アル・ヒラルは、クラブ内での新型コロナウイルスの感染拡大により、試合に必要な選手を揃えることができなかったためにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を失格となり、同連盟の対応を非難した。
同クラブは、6か月の中断期間の後、先週のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の再開後の一戦に向けスターティング・メンバーを発表したが、選手とスタッフで計30人が新型コロナウイルスに感染した。
同クラブは、水曜日のグループリーグのUAEのアル・アハリ・ドバイとの試合で、試合開催の基準となる13人を下回る、11人の選手しか登録できなかった。
過去16回の出場権を獲得した同クラブは、大会に残るために最善を尽くしたと語った。
声明の中で、「理事会は、大会に支障なく参加するアル・ヒラルの権利を維持するために、いくつかの方法に取り組むことを求めた」と述べた。
「より柔軟性が求められる状況に直面しているにもかかわらず、全ての提案はアジア・サッカー連盟(AFC)に拒否された。」
同クラブは試合の延期を提案し、また日曜日の試合開始のためにノックアウトステージを延期するよう求めた。
アル・アハリ・ドバイとの1試合を没収する提案をしたが、大会から姿を消すことになった。
決定を発表した同連盟は、試合のスケジュールに「大きなマイナスの影響を与える」ため、延期の要求を拒否したと述べた。
同連盟が試合の延期を拒否した後、同クラブは日曜日にイランのシャハル・ホドロと対戦した。
同連盟の規定によると、同クラブはゴールキーパー2人を含む14人の選手が登録可能であったため、試合を行うことができた。
AFP