
24歳の同プレーヤーは、2021年のオリンピックに出場する初のエジプト人にもなった。
カイロ: エジプトのテニスプレーヤー、マヤル・シェリフは、全仏オープンの本戦に出場する初のエジプト人として歴史を築いた。
エジプト国民はソーシャルメディアで、「エジプトのゴールデンスター」として知られる同プレーヤーを祝福した。同プレーヤーは、エジプト人女性として初めてグランドスラムの試合に勝利した。
エジプトの国家女性評議会もシェリフの出場を称賛した。同団体はエジプトのスポーツにとってかつてない偉業だと述べた。
また、同プレーヤーは2021年のオリンピックに出場する初のエジプト人テニスプレーヤーであり、ローラン・ギャロス・トーナメントとしても知られる全仏オープンでコロンビアのマリア・オソリオを6-4、6-0で下した。
同プレーヤーは、アメリカのテニスプレーヤー、キャティ・マクナリーも6-2、6-4で下している。
シェリフはエジプトのメディアへの声明で、自身の功績に喜びを表し、エジプトのテニスによる歴史的な功績を誇りに思うと付け加えた。
シェリフは、今後、主要なトーナメントに参加し、2021年の東京オリンピックに向けて調整する語った。
24歳の同プレーヤーは、ITF女子ワールドテニスツアーでシングルスで8タイトル、ダブルスで6タイトルを獲得した。
また、モロッコで開催された2アフリカ競技大会2019の決勝で南アフリカのストーム・シモンズを2-0で下し、金メダルを獲得した。2020年全仏オープンに先立ち、シェリフはプラハ・オープンにも出場した。
同プレーヤーはカリフォルニア州マリブのペパーダイン大学で学び、2018年にスポーツ医学の学士号を取得及び同大学を卒業した。
全仏オープンのFacebook(フェイスブック)ページでは、写真とともに「マヤル・シェリフは、エジプト人女性として初めてグランドスラムの試合に勝利した!」とコメントを添え、同プレーヤーの勝利を祝福した。
エジプトが誇るサッカー界のスター、モハメド・サラーもシェリフを称賛し、「歴史を築いている。」とツイートした。