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FIFA会長がUAE・イスラエル間覚書の署名を歓迎

2020年12月14日にドバイでイスラエル・サッカー連盟(IFA)のオレン・ハッソン会長(中央)がUAEサッカー連盟(UAEFA)のシェイク・ラシッド・ビン・ヒューマイド・アル・ヌアイミ会長からジャージを受け取り、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長(左)が祝福している。(AFP)
2020年12月14日にドバイでイスラエル・サッカー連盟(IFA)のオレン・ハッソン会長(中央)がUAEサッカー連盟(UAEFA)のシェイク・ラシッド・ビン・ヒューマイド・アル・ヌアイミ会長からジャージを受け取り、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長(左)が祝福している。(AFP)
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16 Dec 2020 12:12:27 GMT9
16 Dec 2020 12:12:27 GMT9
  • インファンティーノ会長曰く、あり得なかった両国間の橋渡しがいかに可能であるかをサッカーが示した

クラレト・モンソレート、ドバイ

12月14日の夜はスポーツ界にとって重要な夜となった。アラブ首長国連邦(UAE)のサッカー連盟とイスラエルがドバイの一つ屋根の下で顔を合わせ、歴史的な覚書(MoU)に署名したのだ。

新しい合意書によれば、両サッカー連盟は両国のこのすばらしい競技を育む力になるよう、取り組むことになる。

覚書はFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長、UAEFAのシェイク・ラシッド・ビン・ヒューマイド・アル・ヌアイミ会長、 IFAのオレン・ハッソン会長が同席して署名された。

「私はこの歴史的瞬間を目撃できて、とても嬉しく、誇らしく、名誉に感じています。これは将来的に重要です。サッカーが皆を団結させ、人々の絆を育むからです」とFIFA会長は述べた。

「あり得なかった両国間の橋渡しがいかに可能であるかをサッカーが示しています。これは考えることすらなかったことです。まさしく未来は明るいということがわかると思います」とインファンティーノ会長は言い添えた。

「私は、サッカーがこの新しい提携関係から多くの恩恵を得ると強く確信しています」と彼は話した。

「私は両サッカー連盟の会長に、FIFAからの支援を得て大会を開催し、トレーニングの機会を作り、イスラエルとUAE、また、地域全体をサッカーでつなぐための行動を起こすことができると伝えました。」

UAEFAのシェイク・ラシッド・ビン・ヒューマイド・アル・ヌアイミ会長は、両国で競技を行う覚書の署名にあたって、これがイスラエルと他の諸国の関係を強化する重要な手順だったと強調し、明るい見解を述べた。UAEFA会長はFIFA会長の同席と歴史的合意書へのその支援に対して感謝の意を述べ、サッカーが平和、寛容、愛の言葉であると強調した。

「私たちは、これからの2ヶ月間に、イスラエル・サッカー連盟の仲間たちと協力して親善試合を予定できればと思っています。また、私たちは、すべてのイスラエルのサッカークラブが近い将来、UAEでトレーニングキャンプをすることを歓迎します」とヒューマイド・アル・ヌアイミ会長は話した。

IFAのオレン・ハッソン会長は、ドバイの合意書の式典に参加することは2ヶ月前まではまだ夢物語だったが、今や実現したと言い添えた。

「私たちは何十年も経てここにいることを本当にうれしく、幸せに感じています」とハッソン会長は述べた。

ハッソン会長は、テルアビブに来て強い絆を育み、サッカーが人々をつなぐ平和の共通言語であることを未来の世代に知らせるよう、人々に呼びかけた。

「双方にたくさんの機会があると思います」と同会長は述べた。

いくつかの共同活動の中でも、同覚書により、代表チームやクラブのための親善試合の開催や両連盟の技術要員および管理要員向けの共同研修の確立、両国の試合の支援に役立つ開発政策の開始が実現するだろう。

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