
東京都: バドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗選手が日曜日に行われた日本総合選手権で優勝し、交通事故で大怪我をしてから1年近く経っていた復帰の第一歩を踏み出した。
桃田選手は東京で世界ランク11位の常山幹太選手に18-21, 21-12, 21-17で勝利、眼窩を骨折してキャリアの終焉を危惧していた事故からの復帰に成功した。
これで3連覇を達成した桃田選手は、すぐさま1月の
タイオープンでの国際的な復帰を視野に入れていた。
「初戦は主導権を握っていたが、リードされた途端に冷静さを失ってしまった 」と百田選手は語る。
「まだ試合に慣れていないからだと思う」「第2、第3ゲームは技術や戦略に関係なく、すべて出し切りたいと思っていましたし、雑念を入れずに一点集中して臨むことができたと思う」
「タイオープン が新年度から始まり、海外の選手と対戦できるようになる」「タイオープンに臨んで、日本の選手としてすべて出し切りたい」と話した。
桃田選手は1月にマレーシアマスターズで優勝した後、空港まで送っていた車が事故を起こし、運転手が死亡するという大怪我をした
今週の東京での復帰戦では、緊張していることを認め、最終戦では16-16まで持っていった常山幹太選手に限界まで追い込まれ、勝利を目前にして第1ゲームを落とした。
「慎重になりすぎた 」と、準々決勝でも第1ゲームを落とした桃田選手。「以前の試合は、今まで積み上げてきたものを全て使うというものだったので、結果が出たことで自信がつきました」
「今週は久しぶりのプレーだったので、どの試合にも不安がありました」「でも、このタイトルを獲ったことで、自信を取り戻せたと思う」
桃田選手は、新型コロナウイルスの影響で延期された来年の東京オリンピックで、母国での金メダル獲得に向けて最も期待されている選手の一人である。
26歳で左打者の桃田選手は昨年、記録的な11個のタイトルを獲得したが、今週の東京で成功を味わった後、さらなるタイトル獲得を確信している。
「安心感7割、嬉しさ3割を感じている」と桃田選手は語る。「世界No.1の桃田と呼ばれているので、負けてはいけないと思っています」
「ランキング1位になるのは決して簡単なことではなかった」「経験と能力があるからこそ、負けるのが嫌なのです」
「そのプライドが助けになりますが、プレッシャーもありますし、もっとやり続けたいと思っています」「できれば、早速明日からトレーニングに復帰したい」と語る。
(AFP通信)