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岸田首相、裏金議員処分を指示=信頼回復へ「厳しく対応」―自民党大会

関係議員の処分について党として結論を得るよう茂木敏充幹事長に指示したことを明らかにした上で、「厳しく対応していく」と語った。(AFP)
関係議員の処分について党として結論を得るよう茂木敏充幹事長に指示したことを明らかにした上で、「厳しく対応していく」と語った。(AFP)
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17 Mar 2024 11:03:10 GMT9
17 Mar 2024 11:03:10 GMT9

自民党は17日、第91回党大会を東京都内のホテルで開いた。岸田文雄首相(党総裁)は派閥の政治資金パーティー裏金事件について「国民に心からおわびする」と陳謝。関係議員の処分について党として結論を得るよう茂木敏充幹事長に指示したことを明らかにした上で、「厳しく対応していく」と語った。

首相は事件について「国民から多くの疑念を招き、深刻な政治不信を引き起こしている」と指摘。処分の対象や重さは、政治資金収支報告書への不記載額、これまでの役職・議員歴、説明責任の果たし方などを総合的に勘案すると説明した。

首相は処分と並ぶ今後の課題として政治資金規正法の改正を挙げ、「今国会で実現する」と強調。国民の信頼回復に向け、自身や党幹部が全国を回り、党員や国民の声を聞く「政治刷新車座対話」(仮称)を進める方針も示した。

茂木氏は関係者の処分に関し「早期に厳正な対応を取っていく」と述べた。

大会では裏金事件を踏まえた党則改正を決めた。幹事長が政策集団(派閥)に説明責任を果たすことを求められるようにする内容だ。会計責任者が立件された場合の議員処分新設を柱とした党規律規約などの改正も報告。「これまでの『派閥』から脱却し、二度と復活させない」とうたった2024年の運動方針も採択した。

時事通信

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