

ダイアナ・ファラ
ドバイアラブ首長国連邦にオープンした日本のサロン「Ginza Beauty」は、アラブと日本のパーソナルケアやスタイルの融合に取り組んでいる。
「Ginza Beauty」の平原健作代表取締役兼社長は、ドバイに1号店をオープンしたことについて、国際都市ドバイを「あらゆる国籍の人々を暖かく受け入れ、輝かせる素晴らしい国であり世界中の人たちと交流を持てる国際的な拠点」と考えているからだと述べた。
アラブニュースジャパンの取材に対し、平原社長は美を通じ「自分の人生を愛して生きる喜び」を提供するサロンを目指していると語った。
2020年10月の開店以来、「Ginza Beauty」はお客様に喜んでもらえるハイクオリティーなサービスを提供、多くのUAE国民やドバイに住む多国籍の方々がマニキュアやアイラッシュを施したスタイリッシュなデザインをTikTokやインスタグラムなどのSNSに投稿しソーシャルメディア等で話題となり存在感を高めている。
スタッフは全員日本人というドバイで初のJapanese Ladies Salonである。
平原社長によると「Ginza Beauty」は当初、2020年4月にオープンする予定だったが新型コロナウィルスの世界的パンデミックの影響により、渡航規制が敷かれオープンを延期せざるを得ない状況でオープン自体を危ぶまれたが、世界への大きな可能性を持ち続けチームのメンバーや、多くのドバイの方々の協力を得てオープンすることができたことに大きな感謝があると述べた。
様々な困難を乗り越えオープンしネイルやアイラッシュにて世界で数々の賞を受賞した経験を持つスタッフ陣と共に、独自のサービスと精巧な技術を提供しアラブ女性たちを魅了している。
また、有吉ひとみさんは、日本の美容業界での23年のキャリアを生かし、「Ginza Beauty」のプロデュサーを務める。ドバイでオープンしてからの経験についてアラブニュース・ジャパンに語った。
有吉さんによると、日本では、「季節やファッショントレンドに合わせたネイルアートをされる方が多いです。ドバイでは爪や肌を美しく見せるケアやカラーリングが多いと感じました。
ですが、オープンしてから日本の技術やデザインを次々に発信していくと、多くの現地のお客様に気に入っていただけるようになりました。」
「スタッフ全員が、日本のネイル技術やアイラッシュデザイン、そしておもてなしの心を伝えられるよう、より一層努力したいと思っています。」
ドバイのアル・バーシャ・モール内にある「Ginza Beauty」では、日本式のマニキュアやペディキュア、アクリルスカルプチュア、まつげエクステやまつげパーマなど、様々なサービスを提供している。