


アラブニュース
クエッタ/カラチ:パキスタン南西部バルチスタン州の5つ星ホテルで発生した爆発により4人が死亡、12人が負傷した。
爆発はクエッタのセレナホテル駐車場で発生した。現在このホテルにはパキスタン駐在の中国大使が投宿している。
「少なくとも4人の遺体と12人の負傷者が病院に搬送され、負傷者のうち2人は重体となっている」とクエッタの市民病院のスポークスマンWaseem Baig医師がアラブニュースパキスタンに伝えた。
バルチスタン州のツィアラ・ランゴ(Zia Ullah Langau)内相は、死傷者は全てパキスタン国民であると述べ、さらに、爆発発生時、中国大使はホテルにいなかったと付け加えた。
「爆発発生時、中国大使はカントンメントにいた」とランゴ内相は述べた。「中国大使はクエッタにいるが彼の士気は高い。彼は明日の朝、通常業務を再開するだろう」
パキスタンのファワード・チョードリー情報相は爆発を非難し、現在捜査が行われていると述べた。
バルチスタン警察のMuhammad Tahir Rai警部は、捜査官たちが現在も爆発の強度と使用された爆発物について評価を行なっていると述べた。
分離主義者たちは、彼らが「膨大な鉱物資源の不当な搾取」と見なす動きをめぐって、州内で何年にもわたって治安部隊と戦ってきた。
彼らはまた、治安部隊によるバローチ人虐待の長い歴史があり、それこそが自分たちが武装する理由だと主張している。この主張について当局は否定している。
武装勢力はまた、中国の一帯一路インフライニシアチブに関連するプロジェクトに対しても攻撃を加えた。