



東京:幕張メッセで開催されたオリンピックのテコンドー男子80キロ級決勝戦で、ロシアオリンピック委員会(ROC)のマクシム・フラムツォフ選手に20-9で敗れたヨルダンのサレハ・エルシャラバティ選手は、銀メダルを獲得した。
テコンドーのトーナメントが開催されている東京では月曜日、女子男子ともに銅メダルを獲得したエジプトにも、嬉しいニュースの続く日となった。
2016年のリオオリンピックの女子57キロ級でも銅メダルを獲得しているエジプトのヘダーヤ・ワフバ選手は、テコンドー女子67キロ級でアメリカのペイジ・マクファーソン選手に17-6で勝利した。
ワフバ選手の銅メダル確定直後、同じくエジプトのセイフ・エイサ選手がテコンドー男子80キロ級で、ノルウェーのリッカルト・アンドレ・オルデマン選手に12-4で勝利して銅メダル確定となった。
エルシャラバティ選手は、1回戦でオルデマン選手を5-4で破り、準々決勝でモロッコのアシュラフ・マハブービー選手を17-15で破り、準決勝でウズベキスタンのニキタ・ラファロビッチ選手を13-11で破り決勝へ進んだ。
決勝では、強豪のフラムツォフ選手との対戦となったが、銀メダルでのフィニッシュはヨルダンにとって朗報だ。
エジプトにとっても、テコンドー選手の見事な活躍ぶりは朗報だ。
ワフバ選手(28歳)は、1回戦でフランスのマグダ・ウィエ エナン選手を11-10で破り、準々決勝でイギリスのローレン・ウィリアムズ選手に敗れた。敗者復活戦ではマリア・パセカ選手に19-0で勝利し、銅メダルのチャンスを掴んだ。
エイサ選手(23歳)は、1回戦でオーストラリアのジャック・マートン選手に11-1で勝利し、準々決勝でイタリアのシモーネ・アレッシオ選手に6-5で勝利したものの、準決勝でROCのフラムツォフ選手に13-1で敗れた。