
アブダビ:アラブ首長国連邦(UAE)の格闘技・コンバットスポーツの統括団体であるUAE柔術連盟は、来る9月13日から16日にかけて、第5回アジア柔術選手権をアブダビの柔術アリーナで開催すると発表した。
この選手権は、成人カテゴリーの男女の選手を対象としており、新型コロナの世界的大流行の発生以来、初めて開催されるアジアの柔術大会となる。前回の同選手権は2019年にモンゴルでの開催であった。
UAEおよびアジア柔術連盟の会長であり、国際柔術連盟の上級副会長であるアブドゥル・モネイム・アルハシェミ氏は、次のように述べている。「このたびアブダビでアジアでも最大規模の大会を開催することは、UAEに世界レベルの大規模イベントを開催する能力があることを示すものです。」
アルハシェミ氏はまた、「アジア柔術連盟など世界的な組織からいただいた信頼は、国際的なイベントを開催する用意と体制が私たちに整っていることの証明にもなっています」と付け加えている。
今回のアジア選手権は、今後数ヶ月の間にアブダビで行われる一連の大規模な柔術大会のトップを切っての開催となる。これに続いては、世界柔術選手権(10月28日~11月7日)、さらに第13回アブダビ・ワールド・プロ柔術選手権(11月14日~19日)が予定されている。
選手権に参加するUAE代表チームについて、アルハシェミ氏は次のように述べている。「UAEの柔術選手たち共通の目標は、表彰式でUAEの国旗を掲げ、できるだけ多くのメダルを獲得することです。私たちは自分たちのチームの力を信じています。過去の大会でも実績を残してきた鍛え抜かれた選手たちが、最高のレベルで競うことを心待ちにしているのです。」