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アフガニスタンのパラリンピック選手、極秘の国外退避を経てデビューを果たす

2021年9月2日、千葉幕張メッセのホールで行われた東京2020パラリンピック競技大会テコンドー女子K44の試合で、アフガニスタンのザキア・フダダディ選手が、ウズベキスタンのジヨダホン・イサコワ選手との対戦に向けて準備をしている。(資料写真/AFP)
2021年9月2日、千葉幕張メッセのホールで行われた東京2020パラリンピック競技大会テコンドー女子K44の試合で、アフガニスタンのザキア・フダダディ選手が、ウズベキスタンのジヨダホン・イサコワ選手との対戦に向けて準備をしている。(資料写真/AFP)
2021年8月28日、アフガニスタンのザキア・フダダディ選手がパラリンピックに出場するために、カブールからパリまでの悲惨ともいえる旅を経て東京の羽田空港に到着した。(資料写真/AP)
2021年8月28日、アフガニスタンのザキア・フダダディ選手がパラリンピックに出場するために、カブールからパリまでの悲惨ともいえる旅を経て東京の羽田空港に到着した。(資料写真/AP)
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02 Sep 2021 09:09:22 GMT9
02 Sep 2021 09:09:22 GMT9

アフガニスタンのテコンドー選手であるザキア・フダダディ選手は、国際的な極秘努力により、タリバンが支配するアフガニスタンから退避した後、2日にパラリンピック競技大会に出場した。アフガニスタン女子選手の同大会への出場は、2004年アテネ大会以来であった。

タリバンが政権を奪還した後、動画で国外退避への支援を訴えていた22歳のフダダディ選手は、同邦のフセイン・ラスリ選手とともに、パリ経由で先月28日に東京に到着した。

フダダディ選手は2日、東京から近い千葉幕張メッセ競技会場に入り、白いヒジャーブを巻いて、今大会からパラリンピックに採用された韓国発祥の格闘技であるテコンドーの初戦に臨んだ。1960年から始まるパラリンピック史上で彼女は、アフガニスタンを代表する2人目の女子選手となる。

「彼女が日本にやって来ることができて良かったです」と、ウズベキスタンのジヨダホン・イサコワ選手は、49キロ級でフダダディ選手を17対12で破った後の会見で語った。共同通信が伝えた。

フダダディ選手は会見をしなかった。同選手もラスリ選手も、記者会見をしたくないとの意向を表明していた。陸上のラスリ選手は、1日に走り幅跳びに出場した。

彼らの国外退避に関わった「ヒューマン・ライツ・フォー・オール」のアリソン・バティソン氏は、ロイターに対し、オーストラリアが人道的見地から彼らにビザを認めたと語った。

フダダディ選手は、8月17日の動画の中で、「自分のこれまでの奮闘を何の結果も得られないまま無駄にしたくありません」と訴えていた。

何千人もの人々が国外退避を求めてカブール空港に殺到したために、両選手は当初の予定通りに渡航することができなくなっていた。

この混乱により、パラリンピック委員会は当初、彼らが大会に出場することは無理だろうと述べていた。

タリバンは、女性たちの権利を尊重して「イスラム教の枠組み内での」仕事や勉強を許可すると述べているが、多くのアフガニスタン人はその言葉に懐疑的だ。

タリバンは、1996年から2001年の統治時代にもイスラム法「シャリーア」を基準とし、女性たちの就労を禁じていた。少女たちは学校へ行くことが許されず、女性たちは外出時に全身を覆うブルカの着用が義務付けられ、さらに男性親族の同伴を必要とした。

ロイター

 

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